ドライアイについて〜佐藤進眼科検査チームより〜

ドライアイとは、作られる涙の量が少なくなって起こる病気です。 涙の量が不足すると、眼の表面に細かい傷(角膜びらん)ができ、 眼がゴロついたり、眩しくなります。

<原因>

油層、液層、ムチンのうちどれか、あるいは複数の異常で起こると言われています。

 

<検査>

・シルマー試験:試験紙を目尻側の下まぶたに5分間挿入して分泌量を調べます。 (当院でも行っています。)

・綿糸法:下まぶたの端に専用の糸を15秒間挿入し、涙で濡れた糸の長さで測定し ます。(当院では行っておりません。)

・フルオレセイン染色法:角膜上皮障害・涙液の安定性を見ます。 (Dr.が行う。)

・BUT:細隙燈顕微で眼表面を観察します。(Dr.が行う。)

 

<治療>

点眼:人口涙液、ヒアルロン酸ナトリウム

・涙点プラグ:涙液排出を抑制

 

※ほとんどの目薬は1ヶ月で使い切るようにしましょう。

 

佐藤進眼科