今はパソコン、スマートフォン、タブレットといった機器が普及し、 いつでもどこででも世界中とつながることが出来ます。
見逃した映像や、興味のある事柄、簡単に調べて見ることが可能で す。
しかし、そういった機器を通して「見た」ことは「脳」としては「見 ていない」ことになっているそうです。 自分自身、テレビやパソコンで見た風景よりも直接見た紅葉や海、新緑の美しさはよく覚 えているように思います。スポーツも画面を通してみるよりも、実際に試合会場でみた試 合は印象強いですよね。
「眼」は「脳」に多くの情報を流す、大事な役割を担っているのです！！
「脳」は「眼」から多くの情報を仕入れ、刺激を受け、体にいろいろな指令を出します。 つまり、眼が健康でないと「脳」に正しい情報が伝わらない！ということになります。
今やパソコンやスマートフォンは私たちの生活に欠かせないものですが、長時間使用する ことは眼にとってはとても疲れることです。 長時間使用すると・・・
・眼のピントがあわなくなり、見えにくくなる
・眼・首・肩の筋肉が緊張状態になり、肩が凝る、頭痛がする等の症状が出てきます。
これらはひどくなると、簡単には回復せず、またイライラしたり、不安感、生活への意欲 低下が考えられます。
最初にお話しした、「感動する」ということは「脳」への大事な栄養です。
眼で見た感動 や感激は物事へのやる気もおき、活発に脳も体も動かすようになります！ 楽しい充実した毎日であるように、１日中使いっぱなしの自分の眼、大事にしていきま しょう。
○ 適度な休憩を取りながら、パソコン・スマートフォン・ゲームを使いましょう。
○ 十分な睡眠をとり、目を休ませましょう。
○ 適度に体を動かし、体の緊張をほぐしましょう。（血流を良くすることも大事）
○ 眼にあった眼鏡やコンタクトレンズを使いましょう。（定期検査も忘れずに！！）
○ 違和感・異常を感じた時には、眼科を受診しましょう。
参考文献 ： ４０歳からの視力回復法
佐藤進眼科